montana_sf16’s diary

気まぐれではありますが「過去記事」を少しずつ掲載していきたいと思います。※アルバム紹介について。⇒ バンド名~アルバムタイトル~(掲載年月) ←この順番になっています。何かご覧になりたいもの等ございましたら受け付けますのでどうぞよろしくお願いいたします。🙇‍♂️

レイ・パーカー・ジュニア ウーマン・ニーズ・ラヴ (2011―8)

f:id:montana_sf16:20230501093428j:image f:id:montana_sf16:20230430215056j:image💿️Ray Parker Jr. and Raydio - A Woman Needs Love 1981 (Full Album) - YouTube

今朝のテレビは大変なことになっていました。島田紳助の引退騒動です。カテゴリーは違えど、さすがに身内とも言える業界の大ニュースですから、テレビの人たちの深刻さ、真剣さがひりひり伝わってきました。今年のテレビ界では地デジ移行を超える大ニュースなんでしょう。ったく、そんなことばかりやってる場合かヨーと思いつつ、より重要な世の中のニュースを数え上げてしまいました。昨日ということであれば、前原氏の民主党党首選立候補もありますし、世界的にはリビア情勢の緊迫もありました。進まない震災復興、超円高と株安、欧州債務危機、米国経済の不調、シリア情勢、ソマリアの飢餓などなど、大変な世の中なのにと独りごちてしまいました。そんな気持を引きずって、このレイ・パーカーです。ならしてみますと、これはまあ能天気ですねぇ。何だかくよくよしていた自分が馬鹿馬鹿しくなりました。天下泰平、世はなべて事もなし。今目前の危機に直面しているわけでもないのですから、心の底から笑おうじゃないですか。かんらからから。だいたいこのジャケット、何ですか一体。こんなにいやらしいジャケットはなかなかありませんね。流し目大賞を差し上げたいくらいです。ビデオも負けていません。自信に漲っている姿が嬉しいです。自己陶酔とか、自己憐憫とかそういう内側に向いた感情ではなくて、女性にモテるのは当然のことなのだというあっけらかんとした揺るぎない自信に充ち溢れています。

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f:id:montana_sf16:20230501095502j:image🎦Ray Parker Jr., Raydio - A Woman Needs Love (Just Like You Do) - YouTube

レイ・パーカーといえばゴーストバスターズの人です。その他には、こうして軟弱なラブ・ソングを歌う人だという認識しかないかもしれません。しかし、彼はもともと天才ギター少年でありました。10代前半から一流どころのミュージシャンと渡りあってきた経歴があり、10代後半にはスティービー・ワンダーに起用されて「トーキング・ブック」や「インナーヴィジョンズ」に参加しています。随分硬派な感じですよね。そんな経歴の末にたどり着いた音楽にしては軟弱です。しかし、歌はまあそこそこではありますが、サウンドは結構硬派です。ソウル全盛時と比べると分が悪いのかもしれませんが、個人的には意外とこの適度なファンク・サウンドは好きです。軟弱なメロディーとの相性はいいと思います。まあそんなことを考えてもしょうがありません。気の持ちようを変えれば、天下泰平だということを思い知らせてくれます。今日はこのアルバムのおかげで随分気分良く過ごせました。ベスト・チューンは「ザット・オールド・ソング」だと思いますが、ビデオのインパクトでタイトル曲を紹介しときます。

A Woman Needs Love / Ray Parker Jr. and Raydio (1981)