montana_sf16’s diary

気まぐれではありますが「過去記事」を少しずつ掲載していきたいと思います。※アルバム紹介について。⇒ バンド名~アルバムタイトル~(掲載年月) ←この順番になっています。何かご覧になりたいもの等ございましたら受け付けますのでどうぞよろしくお願いいたします。🙇‍♂️

レッド・ツェッペリン 永遠の詩 (2014-3)

f:id:montana_sf16:20230531144002j:image f:id:montana_sf16:20230820082427j:image💿️The Song Remains the Same (Remaster) - YouTube

サウンドトラックです。レッド・ツェッペリンのライヴを映画化した作品「永遠の詩」のサウンドトラックとして発表された作品で、1973年にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われたライヴを収録したものです。「永遠の詩」は曲名をそのまま映画のタイトルにしたものですが、邦題はそれでは手ぬるいとばかりに「狂熱のライヴ」と副題をつけ、さらに2007年に再発された時に再編集され、さらに収録曲も増えたことから「最強盤」が追加されました。凄い力の入りようです。確かにツェッペリンのライブの凄さは定評があります。3時間から4時間にも及ぶ迫力のブリティッシュハード・ロックの嵐。これで彼らはスーパースターとなったわけですから、まさに伝説のライブです。日本には世界に誇るツェッペリン完コピ・バンド「シナモン」がいます。彼らは、この映画を見倒してコピーを始めたそうです。余談ですが、彼らの完コピは凄まじく、ツェッペリンの特定の日のライブをコピーするので、ペイジ・リーダーのミスタッチまで再現するそうです。す、凄い!😱💦、自分はもちろんライブは見たことありません。この映画も一応観るには観たのですが、結論から言うと、ぶっちゃけ音だけの方が好きです。もちろん彼らの音楽は凄いと思ってはいるのですが、かと言って「ツェッペリン命」ってワケでもないので、この映画はちょっと辛い。必ずしもライブ・シーンだけではなくて、それぞれの幻想シーンが入っていて、ま~、好きな人は好きなんでしょうが、思い入れがないとなかなか辛いものがあります。それでも彼らのライヴが見られるとあって、人気は高いですけど。このライヴ盤は映画の音源そのままというわけではないようですし、スタジオで加工されたりしていますから、あまり映画と結び付けて考えなくても、十分に楽しめる作品となっています。

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f:id:montana_sf16:20230820082459j:image🎦Led zeppelin moby dick full - YouTube

先ほど申し上げた通り、2007年の再発時に大幅に曲が追加されて、よりライヴに近くなりました。時は1973年ですから、「聖なる館」発表の頃。曲は当然それ以前の曲ばかりです。一番目立つのはレコードではB面全部をしめていた「幻惑されて」でしょう。30分近い長さで、目まぐるしい展開を見せます。途中でプラントさんが歌うのは「花のサンフランシスコ」ですかネ。冒頭の「ロックン・ロール」から最後の「胸いっぱいの愛を」まで130分以上に及ぶ収録時間はあっと言う間に過ぎていきます。凄いですね。やはりとりわけ凄いのはボンゾのドラムです。ライヴとなって、さらに自由闊達に叩きまくっています。10分以上に及ぶ「モビー・ディック」でのドラム・ソロは圧巻です。ドラム・ソロでこれだけ聴かせるロック・ドラマーがかつて居たでしょうか、いや居ない。。って💦、思わず反語を使ってしまいたくなります。もっとライヴ盤を出せば良いのに出さない。そこがツェッペリンらしくもあります。各楽曲はスタジオとは違う表情を見せていて、それもまた眩いばかりです。

The Song Remains The Same / Led Zeppelin (1976 Swan Song)