montana_sf16’s diary

気まぐれではありますが「過去記事」を少しずつ掲載していきたいと思います。※アルバム紹介について。⇒ バンド名~アルバムタイトル~(掲載年月) ←この順番になっています。何かご覧になりたいもの等ございましたら受け付けますのでどうぞよろしくお願いいたします。🙇‍♂️

ミスター・ビッグ リーン・イントゥ・イット (2012-12)

f:id:montana_sf16:20220724230951j:imagef:id:montana_sf16:20240319075247j:image💿️L - Mr. Big - Lean Into It - YouTube

🎦Mr Big - Lean Into It (1991) - [Remastered to FullHD] - YouTube

ミスター・ビッグで検索しますと、トシちゃんのシングル曲が引っ掛かりますww🤭 そ~言えば、自分らの世代にとってビッグの代名詞は田原俊彦さんでしたww。懐かしいです。「ビッグ」という言葉にはど-にも胡散臭さを感じてしまうんですが、おそらくそれはこの世代の記憶によるのではないかと思います。他にも「恋するロミオ」をヒットさせたイギリスのバンドが同名のバンドでした。そんなこんなで、自分はミスター・ビッグというバンド名に対して、少し残念な気がしてならないんです。バンド名は、今や再結成クイーンのボーカリストと紹介した方が通りが良いポール・ロジャースのバンド、フリーの楽曲名から名前を頂いているということですから、由緒正しいものなんでしょうケド。さて、ミスター・ビッグは89年に結成されたハード・ロック・バンドです。四人のメンバーはそれぞれが華やかな経歴の持ち主でしたから、いわゆるスーパー・グループとして注目を集めて、成功を収めました。特に日本で人気が高く、出したアルバムはほとんどがオリコンでトップ10に入っていますし、4枚目のアルバムは1位にもなりました。このアルバムは彼らのセカンド・アルバムで、彼らの最も売れたアルバムです。日米でプラチナ・ディスクに認定されています。それに何よりシングル・カットされた「トゥー・ビー・ウィズ・ユー」は全米1位の大ヒットとなりました。彼らの場合、様式美を追求するというよりも、ポップな持ち味が強いので、一般にメタルとは呼ばれないようです。そこで、ハード・ロックと呼ばせて頂きますが、このアルバムは、ハード・ロックのアルバムとして完璧な作品だと思います。さらに各メンバーが超絶技巧の持ち主ですが、あまりそれを前面に出さず、バンドのアンサンブルを重視したサウンドになっています。ドラムスにギター、ベース、それにボーカルという極めてシンプルな構成で、華麗なハード・ロックが展開します。

f:id:montana_sf16:20220310145038j:image f:id:montana_sf16:20221106011006j:image f:id:montana_sf16:20220310145949j:image 
f:id:montana_sf16:20220310150010j:image🎦Mr. Big - To Be With You 4K Video - YouTube

極めつきの「トゥー・ビー・ウィズ・ユー」を始めとするハード・ロッカーお約束のバラードもしっかり収録されていて、色鮮やかです。おまけに、マキタの電動ドリルにギター・ピックを取り付けた奏法で話題も提供しています。これが日本のマキタ製というところがまた憎いです。もちろん自分も持ってます、家にあります。←便利ですよネwww😆 完璧と申し上げましたが、日本人が思い描くハード・ロックの最大公約数になっていると思うんです。自分はそれほど入れ込んだわけではありませんが、ミスター・ビッグを聴くとホッとします。バラードも含めて、どこからどう聴いてもハード・ロックなんですよね。同時期のガンズ・アンド・ローゼズニルヴァーナに比べると、とても端正できわめてオーソドックスです。そんなところが折り目正しい日本人に受けるのだろうと思います。ま、たまにはこ-いうアルバムもいいもんです。なんつっても「トゥー・ビー・ウィズ・ユー」は文句なしの名曲ですし。彼らくらい巧いバンドだからこそ生きる曲です。

Lean Into It / Mr. Big (1991)