montana_sf16’s diary

気まぐれではありますが「過去記事」を少しずつ掲載していきたいと思います。※アルバム紹介について。⇒ バンド名~アルバムタイトル~(掲載年月) ←この順番になっています。何かご覧になりたいもの等ございましたら受け付けますのでどうぞよろしくお願いいたします。🙇‍♂️

アリス・クーパー キラー (2011-12)

f:id:montana_sf16:20211114042335j:image💿️Killer - YouTube

ジャケットの蛇の名前はカチーナと言います。初代だそうです。その後、イヴォンヌ、エヴァ、エンジェルと続いて行きます。それぞれ個性があったんでしょうか?🤔 面白いです。アリス・クーパーの4枚目は、全盛期の始まりとなりました。決然と我が道を行く覚悟が出来たとみえて、迷いのない完成度の高さとなりました。個人的にはその意見には与しませんが、「アメリカのハード・ロックの最高峰」と言う人さえいるようです。前作から「エイティーン」がヒットしたことで、自分たちの進む道がはっきりしたんでしょうネ。とても素直で分かりやすい音になりました。もともとの彼らの特徴であるツイン・リード・ギターが、ここではますます活躍しています。加えてアリスのボーカルがより悪魔的な響きになりました。それに何よりも詩にも曲にも劇的な展開が際立ってきました。ここでは「デッド・ベイビー」から「キラー」に至る展開が秀逸ですし、A面でも「ヘイロー・オブ・フライズ」が素晴らしいです。案外、ポイントはオルガンの音だったりします。演劇的な展開を深める音です。リズム・セクションが今一つな気もしますが、全体にアメリカン・ハード・ロックの名盤の一つには数えられる出来だと思います。ジャケットはここからギミックが始まります。今回は、ジャケットにカレンダーが繋がってます。ビデオでもご覧頂けるアリスの絞首刑シーンの写真が使われています。この紙ジャケット盤ではしっかり再現されています。~続⤵️

f:id:montana_sf16:20211114054614j:image f:id:montana_sf16:20230626154428j:image f:id:montana_sf16:20231127141603j:image
 f:id:montana_sf16:20220214093807j:image f:id:montana_sf16:20230626154445j:image f:id:montana_sf16:20220214093835j:image f:id:montana_sf16:20230626154510j:image🎦Alice Cooper - Under My Wheels (from Alice Cooper: Trashes The World) - YouTube

🎦Alice Cooper - Halo of Flies (1971) - YouTube

今回の玉に瑕はライナーノーツですね。和久井光司さんが担当ですが、グラム・ロックの文脈に彼らを位置づけることのみを意図したものになっています。しかも全4ページの半分を当時のグラム・ロックのヒットを並べるという趣向。アリスがグラム・ロックだからと言って何がどう変わるのか、よく分かりませんが。あまり意味のない話だと思います。前作よりもアルバムは売れ、全米21位とじわじわとブレークの予感がしてきました。次とその次がチャート・アクション的には最高になります。期待が膨らんできました。順番に聴いてゆく甲斐があります。

Killer / Alice Cooper (1971)