💿️Led Zeppelin (First Album) - YouTube
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1970年代のロックを知るものにとって、レッド・ツェッペリンは別格の存在です。友人にあまり勉強の似合わないロック小僧がいましたが、バンド仲間の後輩がレッド・ツェッペリンを聴いていないことに「最近の若い奴は勉強が足りない」と憤慨していました。1980年頃のことですが。ビートルズやローリング・ストーンズ、それにマイケル・ジャクソンなど、世間的には彼らよりずっと知名度の高いアーティストとの違いは、ツェッペリンが音楽の世界以外で話題になることがほとんどないことです。アイドル的要素がないだけ、本格派な感じがして別格感が漂うわけです。レッド・ツェッペリンはこの作品で衝撃のデビューを飾りました。三大ギタリストを輩出したことで知られるヤードバーズ出身のジミー・ペイジが中心となって、セッション・ミュージシャンとして有名だったジョン・ポール・ジョーンズ、そして当時無名だったロバート・プラントとボンゾことジョン・ボーナムの4人が集まり、レッド・ツェッペリンが誕生しました。~続⤵️
🎦LED ZEPPELIN-Dazed And Cofused 1968.avi - YouTube
ロバート・プラントさんが売れないバンドで歌っているのを聴いたペイジさんが「なんで彼が有名じゃないんだろう」と思ったという話が自分は大好きです。こんな凄いボーカリストが無名のまま終わるワケがない。加えてボンゾです。ジョン・ポール・ジョーンズさんは、ボンゾのドラムを聴いてバンドの成功を確信したといいます。ロック界を代表する凄いドラマーなわけで、この二人が無名だったことが何だか凄いことです。見事に人材発掘の目があったわけですね。ジャケットは燃えるヒンデンブルク号。タイタニック号と並ぶ世界的な悲劇の写真です。衝撃の写真というわけです。サウンドはジャケットにひけをとらない衝撃を世間に与えたようです。残念ながら、もちろん自分は少し遅れてきた世代なので、リアルタイムでの騒ぎは知りません。~続⤵️
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ツェッペリンと言えば渋谷陽一さん。その渋谷さんは、レッド・ツェッペリンの成功の鍵を、ジミー・ペイジさんが「ブルースにのめり込みながらも自らの白人としてのロックを組織するだけの批評性を持っていた事」とされています。ブルースを一つの基礎としながらも、新しい白人のロックを生み出したということです。このデビュー作では、ブルース寄りの楽曲も散見されます。しかし、ギターのリフを中心として、ド迫力のビートにボーカルがシャウトするスタイルは圧巻です。それにハード一辺倒ではなく、アコースティックな響きを使った楽曲もあります。「ブラック・マウンテン・サイド」のタブラが下手くそなのが玉に瑕ですが、東洋的な香りまでついています。完成度が高い。チャートを制するとまではいきませんでしたが、息長く売れ続け、アメリカだけで800万枚を売っているといいます。本国イギリスばかりではなく、日本でも大いに売れました。なんたってハード・ロックを一夜にして築き上げた不朽の名盤ですから。大げさな曲の展開も迫力で押し切る、ハード・ロック史上に燦然と輝く名盤です。後のアルバムにはない初心の魅力に溢れています。
Led Zeppelin I / Led Zeppelin (1969 Atlantic)
※参考👇️