montana_sf16’s diary

気まぐれではありますが「過去記事」を少しずつ掲載していきたいと思います。※アルバム紹介について。⇒ バンド名~アルバムタイトル~(掲載年月) ←この順番になっています。何かご覧になりたいもの等ございましたら受け付けますのでどうぞよろしくお願いいたします。🙇‍♂️

ジェフ・ベック ワイアード (2018-12)

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f:id:montana_sf16:20230624095040j:image💿️Jḛf̰f Bec̰k̰-Wirḛd̰ DSD Rem Full Album HQ - YouTube

「ベック・ギターの真髄!ロック魂を金縛り!」とコピーが熱いです。さらに「豪快!鮮烈!凄絶!史上最高のギタリスト、ジェフ・ベックの情念をこめた必殺の神技が、すべてのロック魂を不動金縛りにする!」と解説が施されます。本作を前にした当時の熱気が分かります。ジェフ・ベックは🎸ギター小僧たちの憧れでした。前作をジミー・ペイジが「ギターの教科書だ」と評しましたが、本作品はさらに攻撃的にギターを追及していますから、ギター小僧たちは狂喜乱舞しました。この熱気は、仲間内でもしばらく覚めやらなかったことを思い出します。おまけに「悲しみの恋人達」のような… 😔 ま、そのぉ~?🙄 、ぶっちゃけ「泣きのメロディー」と言われる軟弱曲もナシ!実は、冒頭に掲げたコピーには違和感があります。本作品は前作(Blow by Blow)でベックが切り開いたロックからジャズへの越境アプローチをさらに純化して推し進めた作品だからです。つまりロック魂というよりも「🎸ギター魂」が正解でしょう。ロックにこだわらずとも素直に感動すれば良いだけなのに…🤔

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🎦 Jeff Beck - Led Boots (Jeff Beck: Performing This Week...Live at Ronnie Scott's) - YouTube

ま、ようやくソロになって肩の荷を下ろしたジェフ・ベックは前作の成功に気を良くして、同様の路線をさらに展開しました。今回もジョージ・マーティンをプロデューサーに起用して、マハヴィシュヌ・オーケストラを念頭に置いた独自サウンドを追及します。本作ではさらにヤン・ハマーナラダ・マイケル・ウォルデンというマハヴィシュヌ・オーケストラのアルバムにも参加していたミュージシャンが大きな役割を果たしています。どんだけ好きなんだと思いますが、これはまた見事に成功しています。ヤン・ハマーシンセサイザーはやたらとアグレッシブで、ベックのギターとバトルを繰り広げています。特に二人だけで演奏した「青い風」は名曲です。ベックのギターとハマーのシンセ&ドラムが疾走するサウンドは新境地と言えるでしょう。ウォルデンのドラムも強烈です。重戦車のカーマイン・アピスとはまるで異なる切っ先鋭いドラムです。ベースにはジェームズ・ブラウンに起用されていたウィルバー・バスコムが選ばれています。このメンバーと渡り合うにはJBとの経験でもないと難しいのでしょう。前作で大きな役割を果たしたキーボードのマックス・ミドルトンも参加しています。クラヴィネットとエレピで、ジャズ・フィーリング溢れる演奏を聴かせます。彼もウォルデンやハマーに煽られたことでしょう。よりアグレッシブなプレイになっているように思います。ドラムには前作のリチャード・バレイが参加している曲が2曲あります。ソロならではですネ。こうした面も含めてジェフ・ベックはソロとしてのキャリアを謳歌しているようです。それはギターにも表れ、もう全編ギターを弾きまくりです。よっしゃー!(  ̄ー ̄)ノ ボーカルの邪魔も入らないぜー!😆/🎸 ってなもんで、ギター小僧たちが狂喜乱舞するのは当然です(o^-')b !👍。。。  バラード曲でも前へ前へ出てくるアグレッシブなギターです。必殺耳コピリスト(←自称)ギター小僧🤭💦 でもあった自分も、これまで聴いて来た中で初めて「ジェフ・ベックのギター」を堪能したよ-な気持ちになった作品でした。鋭角に切り込んでくる圧倒的なギター・サウンドを愛でるには最高のアルバムだと思います。

※追記 ⤵️

さて、来日公演レポ含め、次回乞うご期待♪と言いたいトコロですが…

いつになるやら……。┐(´д`)💨

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過去記事より一部抜粋👇

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